【動画でコンテンツ充実・検索体験を向上】文章でわかりにくい部分を動画で解説した記事は、滞在時間が長くなるのか?
| 更新: 2021/02/19 2216文字
今回は、このコラムの一部に載せていた、補足的な動画コンテンツが、検索体験を向上させるのに役立っていたのかをチェックしてみたいと思います。
チェック内容は『文章でわかりにくい部分を動画で解説した記事は、滞在時間が長くなるのか』。感想メールとかが来るわけじゃないから100%の精度ではわからないけど、『googleアナリティクスの滞在時間やPV』などを調べて、検索体験向上の傾向があるかを調べてみます。
目次
(当サイト内)での、動画コンテンツを含む記事紹介
『文章・写真だけではなく、動画もつかって、わかりやすく読者に伝える』というのを実践した記事は、当サイトで以下の通りです。
【vtuberアプリ】hololive(ホロライブ)&aviutl連携で、バーチャルキャラ動画を作成する方法 https://sounds-stella.jp/music-creation/archives/5784 (アプリの映像を取り込んで、vtuberっぽい動画を作ってみた例を動画で。)
【動画制作・演出】aviutlで、アニメ『月がきれい』っぽい、タイトルロゴの出し方やってみた【パーティクル重いよ】 https://sounds-stella.jp/music-creation/archives/3612 (アニメであったタイトルの出し方をaviutlで再現。結果を動画で。)
マイクロソフトセキュリティアラーム警告音声を、ピッチ&フォルマント補正でかわいくする https://sounds-stella.jp/music-creation/archives/3621 (ピッチ変更してみた例を動画で。音楽寄りな記事。*公開終了しました。)
もちろん、『検索体験が向上しているコンテンツかどうか』は、滞在時間(すぐ離脱されるページは、きちんと読んでもらえてないと判断されることが多い)だけではなく『snsや外部ブログでのポジティブな評価・シェア数・ネット上だけでなく、リアルでも話題になるか』などもポイントになります。 とりあえず今回は、観点のひとつとして『滞在時間』でチェックしてみます。
動画を入れて詳しくした記事の滞在時間チェック(過去90日)
googleアナリティクスでチェックしたところ、当サイトの400記事の中には『150個近くは、滞在時間30秒以下』というものがありました。ブログをきちんと運用する前の記事も含まれ、あまり良い結果とはいえませんでした。それらと比べて、動画を入れて詳しくした記事の滞在時間がどうなるかを確認しました。
例外:たまに『なんでこの記事が?』というものが滞在時間がのびていることがある
過去90日の滞在時間ランキング1位が『すき家のアイス』で、平均滞在時間28分45秒でした。適当に10分で書いた記事で、どう考えても読むのに30分はかかりません。タブで開きっぱなしで放置という可能性もあります。
hololive(ホロライブ)&aviutl連携記事~アプリだけでなく動画ソフトのオペレーションも。結果も見れるからしっかり読んでもらえる
スマホでのアプリの操作方法・pcに送って動画ソフトに取り込む・BGMや字幕、タイトルをつけるといった手順を総合的に取り上げ、さらにその作った結果をyoutubeで見れるようにしたところ、長めの滞在時間がでました。欠点はスマホ中心ユーザーが動画制作まで視野が広がってない可能性があり、検索順位のわりにはそこまで調べるユーザーが多くない点です。
aviutlで、アニメ『月がきれい』っぽい、タイトルロゴ
こちらも6分近い滞在時間になりました。結果を動画で見ることができるのはもちろんのこと、タイムラインへの素材の配置や、エフェクト使い方なども取り上げた点が良かったのではと思います。
マイクロソフトセキュリティアラームピッチ変更記事~オーディオ&一発ネタっぽいが、滞在時間は長めに
わりと一発ネタ要素が強め・専門性がそんなに高くないオーディオ系の記事です。当サイトでは、文章量の関係もあって、この手の記事は、1分程度で読まれることが多いです。しかし、動画でも絵を見ながら実際に音声を聞いてもらえるようにしたので、高めの滞在時間となりました。
まとめ
- 400記事中150個近くは、滞在時間30秒以下の中、動画を入れたものは、4分~6分以上と長めだった
- また、PVも安定する傾向がある
- たまに、『なぜこれが?』という滞在時間が長い記事が出る
- セキュリティアラームピッチ変更記事は、オーディオ&一発ネタのわりに滞在時間が伸びた
まとめるとこんなところです。動画制作は内容によってはかなり手間がかかりますが、しっかり作ればサイトの滞在時間を伸ばすことができるといえそうです。 youtube埋め込みやwordpress動画アップロードなどの機能をつかって動画コンテンツをサイトに組み込み、しっかり読んでもらってユーザーの検索体験を向上させていただければと思います。

【カテゴリ】- 再生回数・アクセスの解析
【タグ】- googleアナリティクス