【レイアウト検証】ヘッダー大きい背景の真ん中にあるCTAボタンってアクセス流す効果があるの?
| 更新: 2021/02/26 1853文字

今回は、webサイトのレイアウト・良い感じの位置に配置したボタンで、アクセス流すことができるのかを検証します。 見てもらいたいページへのリンクは、適切に配置することが求められます。さっそく効果を検証してみましょう。
目次
ヘッダーの大きい背景真ん中にあるボタンって、どういうレイアウトなの?
管理人がやっているフリー曲素材サイトでみてみましょう。
このサイトの大きいヘッダー画像の真ん中ボタンのことです。『海外のコーポレートサイト』や『コーポレート向きWPテーマ』などで、多く使われているレイアウトです。
例えばこのサイトのほかにも・・
ヘスティア(マテリアルデザインコーポレート向き海外WPテーマ)や・・
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海外のwebデザインランキングサイト(https://www.webdesignrankings.com)とか
Googleのwebサイトビルダーにも、このレイアウトが使われています。
管理人が作ってみたサイトです。
海外ものが多くなりましたが、日本でも『特定サービス・商品専用のランディングページ』などでの利用が増えています。
管理人のフリー曲素材サイトを利用し、真ん中ボタンの効果を調査~準備や確認事項
まずは、このサイトのボタンののリンクやページ構成をおさえます。
このサイトでは、『ピアノ・ロック・エレクトロ系』のようにジャンルごとの固定ページを作っています。ピックアップということで、真ん中ボタンのリンク先は『ハウス系楽曲』となっています。ピアノやロックよりはわかりにくいジャンル名なので、アクセスは少なそうな気がします。
次に、サーチコンソールで、『ボタンに貼られたリンク先のページ(ハウス系曲)が、ランディングページになっていない』点を確認します。
ほぼすべてが、『トップページがランディングページになるキーワード』でした。
(*ランディングページとは、『検索結果や広告などからきたユーザーが、最初に入るページ』のことです。着地点・ランディングと考えると、イメージがつかみやすいと思います。)
なぜこれを調べたかというと、ボタンリンク指定したページがランディングページになっていた場合『検索から直接入ったアクセスと、トップページのボタンから入ったアクセスを分ける』という作業をしないと、正確な数値が出ないからです(例えば、特定のリンクから来た場合は、URLにパラメーターがつくなど。)。
そのほか、(途中でサブドメインにしてサーチコンソール設定し直したから)、サブドメインにする前にランディングになってなかったかを、アナリティクスで調べます。
ランディングになった数は『ピアノ6・ハウス系8・エレクトロ系3・ロック2』でした。これを頭にいれていおいて、
検証結果・真ん中ボタンでリンクしたページのPVが、他のページよりかなり多いね!
先月分のアクセスを検証した結果です。まだ47曲しかないからアクセス全体的に少ない&トップページが多いのはおいといて、
中心ボタンに設定したジャンル(ハウス曲)のPVが多くなりました。ランディングになった数を引いても、このページが一番多くなります。ピアノやロックよりもイメージがつかみにくいキーワードとはいえ、明らかに他ジャンルよりアクセスを流しているといえそうです。
まとめ・どのようにwebのCTAに活かすか
- ボタンにしたリンクは、PVが増えた(ランディングになった分を引いても)。
- 単純に目立つから、ユーザーが押しやすいと考えられる。
- スマホでも中央にでるので、視認性は高い
- ポイントは、無料ダウンロードだからハードルが低く、使ってもらえた
- お店とかで、まだ固定客がいない場合は、中央ボタンは『予約』とかにしないで、一番パワーがあるコンテンツにする。またはきちんと知ってもらえるコンテンツにする。
まとめるとこんな感じになります。サイトの状況・ジャンルにより『ボタンのリンク先』は異なってきそうです。うまく設定して、『見てもらいたいページのアクセス数増加』や『コンバージョン数の向上』にお役立ていただければ幸いです。

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