サーチコンソールで出てくる『インデックスカバレッジ』の問題ってなんなの?
更新: 2020/07/01 1948文字
今回は、Googleのサーチコンソールで見ていたら出てきたメッセージ『インデックスカバレッジ』での問題について取り上げます。
画像はいらすとやさんからお借りしました。さっそく用語や情報をチェックしてみましょう。
目次
インデックスカバレッジとはどういう意味?
まずは、あまり馴染みのない単語(coverage)が出てきました。ネットの辞典で調べたところ『○○範囲』という意味です。
なお、『英検準1級・TOEIC730・最難関大対策レベル』と書いてあります。教科書読んでるより、サイト作ってた方が単語覚えそうです(笑)
参考リンク:coverageの意味
https://ejje.weblio.jp/content/coverage
インデックスは、検索エンジンマーケティングをされている方にはお馴染みの『Googleへの登録』という意味です。
これらの意味を組み合わせて『インデックス登録対象範囲』という意味になります。エラー系の通知の場合は、放置するとネットマーケティング上の不都合が発生します(例:順位などが直ちに下がるわけではないが、ユーザーに404ページをいっぱい踏ませるのは良くない)
管理人のところに来たインデックスカバレッジ問題のメッセージと対処方法
インデックスカバレッジメッセージ例:404
で、サーチコンソールで検索クエリや順位・クリック率などを調べようとしたら、このようなメッセージがきていました(サイトは管理人が作った曲素材サイト)。404で、url対応のファイルがありませんという状況でした(404の意味はNot Found)。
該当のエラー部分の調べ方、原因
さっそく、どこが404になっているのかを調査します。新しいほうのサーチコンソールに入り、『カバレッジ』をチョイス。
なんか変なurlが出てきました(wordpressのパーマリンク・タグなどに使ったことのない文字列)。これが『存在しないにも関わらず、googleクローラーが拾おうとしていた』ページと考えられます。
サイト上で見てみても、『何もありません』となります。先日『mp3ファイルをアップしたときに、英語や日本語以外の文字列を使ってしまって、urlが文字化けみたいな文字列になる』という状況になったことを思い出しました。
そのページは消したけど、手違いで、消す前にサイトマップにのってしまったようです。これがgoogleに送信されました。
対処方法・サイトマップを更新する
とりあえず、mp3のページが変なurlになっていて消したので、メディアの部分をカットしてサイトマップを更新しました(念のために、サーチコンソールから送っておくとよい)。googleに『もっと見る→オーディオ検索機能』があれば、音声中心のサイトでメディアもサイトマップに載せる効果があると思います。
そのほかのインデックスカバレッジ問題の例(noindex)
場合によっては『特定のページだけにnoindex(インデックスしない)をつけて、検索が拾わないようにする』ということもあるかもしれません。しかし、noindexもインデックスカバレッジ問題に入ってきました。
この場合は『意図的にnoindexにしたか、そうでないか』によって対応してください。検索エンジンに登録させたいのにnoindexになっている場合はすぐ直します。メッセが来ないようにするには、『検索表示を避けたいページへのリンクにrel=”nofollow”つける』『xmlサイトマップに書かない』とすると、クローラーが来ないでしょう。
あとがき・まとめ
- インデックスカバレッジとはインデックス登録対象範囲
- 404やnoindexはインデックスカバレッジ問題の連絡メールが来る
- サイトマップやリンクをたどって検出される
- 意図的なnoindexの場合は、rel=”nofollowとかも併用
今回の件をまとめるとこのようになります。かなり地味な作業でしたが、『検索エンジンにきちんと登録される』ためには、ぜひ押さえておきたい項目です。
参考:Search Console ヘルプ・インデックス カバレッジ レポート
https://support.google.com/webmasters/answer/7440203?hl=ja

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