【SEO・SXOチューニング】余計なカテゴリ・記事をカットし、内部リンクをシンプルにしつつ、xmlサイトマップもきちんと送る

更新: 2021/02/16 2916文字

今回は、管理人がこのサイトを使ってやってみた『SEO・SXOチューニング』の流れについて述べてみたいと思います。 SEO・SXOチューニング記事見出し画像 『ユーザーにむけた配慮』『検索エンジンのコンピューターにむけた配慮』みたいなのも狙いながらできればと思います。さっそくその流れをみていきましょう。

■チューニング目的や内容・考え方

■目的は『雑記ブログ的な雰囲気』を消し、より専門的にしたかったから

今回やりたかった内容はタイトルにもあるとおり『余計なカテゴリ・記事をカットし、内部リンクをシンプルにしつつ、xmlサイトマップもきちんと送る』です。というのも、ネタがないときについつい書いてしまったことが積み重なったことによる『雑記ブログ的な雰囲気』を消していきたかったからなんですね。

雑記ブログがかならずしも悪いわけではないけれど(雑談を吐き出す場は必要)、google webマスターブログ12月6日記事(医療や健康に関連する検索結果の改善)によると、『専門家(上記の場合では医療従事者など)による信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすく』なるようにアップデートされました。

これは今後、他のジャンルの話題にも波及すると、管理人は考えています。

■SXO(サーチエクスペリエンス最適化)の考え方を取り入れる

SXO(サーチエクスペリエンス・検索体験の最適化)というのは、わりと最近でてきた言葉です。『web担当フォーラム』にわかりやすく概念が出てるので読んでみると・・・ https://webtan.impress.co.jp/e/2016/07/19/23290

  • Usability(ユーザビリティ)
  • Relevance(レリバンス/適合性)検索の意図とコンテンツが合っているか
  • Authority(オーソリティ)サイトの評判を高め、読者とより良質な「関係性」を構築できてるか

とのことです。余計な記事・カテゴリなどがあると、一覧をみたときにごちゃごちゃしてユーザー的にもわかりにくいです。また、『何のサイトか明確にわかる』のも適合性や、その話題に興味をもつ人との関係性を高めるのに役立つと考えます。

■パフォーマンスが悪い記事やカテゴリーのカット・追加

さっそく、ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすくなるように、チューニングしていきます。まずは記事・カテゴリから。

■googleアナリティクスでパフォーマンスが悪く、サイトの方向性と違うものを割り出していく

半年で1PVの記事を解析 例えば極端な例ですが、このサイトには『半年で1PV』というように、圧倒的にパフォーマンスが悪い記事が存在しました。ちなみにdawエフェクターの記事でした(笑)。

このジャンルの記事は、既に飽和していて(他に似たような記事が多い上に、検索するユーザー数も少ない)、かつサイトの方向性ともずれるので、カットしていきます。『せっかくがんばって書いたのに!』と思うところですが、たまには非常さも必要ですよね。

■カテゴリーもきちんとカット&追加するときはスラッグを意味のある言葉にする

カテゴリーカット・追加、スラッグを意味のある言葉に で、いくつかカットしていくと、空になるカテゴリーが出てきます。画像はwordpressの操作例なんで書いていますが、削除するときはこんな感じで、という説明です(実際ネット広告の記事は見られているので、そのままのっけています)。

整理していくと『このカテゴリあったほうがいいかな』と思うのがでてくるので、その場合は追加します。追加するときのスラッグ(urlみたいなもの)は、『カテゴリーをカンタンに表した、意味のある語句』にするのが推奨されています。というのも、カテゴリーが検索のランディングページになることも多いからです。

■内部リンクが関係ないページに分散しないメリット

記事やカテゴリカットで、内部リンクが少しシンプルになりました。これは『ユーザーがページを移動するとき、余計なリンクが少ないほうが迷わない』や、『関係ないページに、リンクパワーが分散しない』みたいなのを狙っています。『関係ないページはnoindex/nofollowでいいんじゃね?』となりますが、『無いことによりリンク構造をシンプルにして、リンクパワーだけじゃなくユーザーの回遊性も高まる』というのを狙います。

■ちなみに、カットしたカテゴリの傾向

カットしたのは『エフェクト・ミックス』『ビットコイン』『踊ってみた』などでした。雑記ブログ感がかなり減ったのではないかとおもいます。

■xmlサイトマップも整理して、検索エンジンのコンピューターが処理しやすいようにしよう

wordpressのサイトなので、プラグインの『all in one seoパック』を使って、xmlサイトマップも調整しました。検索エンジンのコンピューターにサイトの構成変更したことを伝えるには、変更したxmlサイトマップを送信します。

■カテゴリなどの除外設定

xmlサイトマップでのカテゴリ除外例 『all in one seoパック』のxmlサイトマップでは、載せる/除外するカテゴリなどの設定もできます。カットしたものや、載せたくないものについては除外にチェックをいれておきます。

■なんでもかんでもxmlサイトマップに入れない

xmlサイトマップに画像や音声などまで入れない ポイントは『xmlサイトマップに何でもいれようとしない』かもしれません。画像や音声なども含めると、サイトマップが膨大になってしまうからです。ただし、『画像や音声などが、文章よりもメインになっているサイト』の場合は、載せてよいかもしれません。

タクソノミーのところがフォーマットになっていますが、海外のサイトなどを調べたところ『カスタムフィールドやカスタム投稿タイプ』みたいな使われ方をしていたようです。管理人は使っていないのでチェックを入れませんでした。

また、アーカイブなども全部入れていたらキリがないので、スラッグなどで優先的に意味を持たせられるページを中心にサイトマップに載せていきます。

■送ったあとは、サーチコンソールで反映しているか確認

xmlサイトマップがサーチコンソールで処理されているか確認 xmlサイトマップができたら送信して、サーチコンソールで処理されているかを確認します。

■送った結果・あとがき

掲載順位が少し上がってきた まだ変えてから数日分のデータしか、サーチコンソールには反映していませんでしたが、平均順位は上がってきているようです。CTRがちょっと悪くなっているのは、『そのまま順位を上げてインプレッションを増やす』『タイトルやmeta description変更・記事リライトを、ユーザーのキーワードの意図を考えて行う』などでカバーができるでしょう。

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