facebook広告が必要になるケースは?Google広告と比べて高い?パフォーマンス上げ方は?
| 更新: 2023/10/25 2453文字

今回は、サイトを制作したあと、記事の追加やSEOチューニングと合わせてやっていく『web広告』についてです。予算を効率的に使うために、snsのFacebookを広告配信に使ってみました。どれくらい費用がかかったかや、配信方法なども見ていきます。
目次
Facebook広告が必要になるケース→サイト立ち上げ初期などに、検索エンジンで拾い切れないユーザーに届ける
この件に関しては、『サイトを作って日が浅い』ときには特にいえることです。現在では狙ったキーワード検索上位に強い競合サイトがいることが多く、日が浅いサイトは順位も安定しないことから『検索エンジンで拾い切れないユーザーに届けるためFacebook広告』という考えがあります。 そのほか、(特にgoogle)関連キーワード上位を取っても、情報だけほしい購買意欲のないユーザーにばかり当たると、SEOの意味があんまり無いみたいなケースもあるので。
このFacebook広告でも、ユーザーの好みや地域などをチューニングして適切に配信することができるため、上手くやれば効果を上げつつ1クリックあたり広告単価を下げることができます。
また、Facebookがinstagramを買収したことにより、instagramにも配信できるのは強み(とはいえ、最近ではinstagramやtiktokにも、Facebook世代が流入しているので、かつてほどのドラスティックな違いはないでしょう)。
ちなみにGoogle広告だと、単価どのくらいになるの?
で、比較用に、Google広告だとどれくらいが推奨単価になるのか調べました。このサイトでは『wordpressシステムを使ったwebサイト制作』を取り扱っているので、関連キーワードで単価がいくらになるか確認です(2018年2月の状況です。単価は変動します。)
- web制作 仙台市: 月間ボリューム30・175円
- ホームページ制作 仙台市:月間ボリューム110・推奨単価752円
- ホームページ制作会社:月間ボリューム1900・推奨単価997円
これらは、ワンクリックあたりの単価です。管理人が済んでる仙台市には、web制作会社が何社あるかは知りませんが、競合性はそこそこ高い様子。地域キーワードを切ると、さらに単価はハネ上がります。無料サイトサービスとか、大きいクラウドソーシング企業が、金にものを言わせてゴリ押ししてくるからです。
こうなった場合は、中小企業や個人はリスティング広告の予算で負けるので、サイトコンテンツ強化やsns広告なども工夫しなければなりません。
Facebook広告やってみた結果~
とりあえず、適当に5000円くらい使って、このぶろぐで取り扱っている『wordpressシステムweb制作サービス』という触れ込みで広告出してみました。
クリック単価50円台初めて出した!(以前は68円くらい)
チューニングをきちんとやれば、これよりさらに下げられそうです(30円とか)
ちなみに、大都市圏にも配信していてもこれなので、アドワーズに比べかなりパフォーマンスが良かったといえるでしょう。推奨単価900円とかいわれますからね。
単価を下げていっぱい見てもらうコツ
そのサービスを必要としそうな人だけをターゲットにする
で、Facebookなどのsnsで広告を出す時のポイントは、『ターゲットをきめ細かく指定する』ことです。欲しがらない人に無理やり広告を見せるのは迷惑になる上、予算の無駄になります。広告セットを編集→オーディエンスを編集で、この部分の編集ができます。
職業や立場・興味関心(ビジネスなど)・地域・年齢層・snsを見れる時間を設定し、サービスを必要とする可能性が高いターゲットに配信します。なお、グラフィックでなくて、プランや内容で勝負するタイプだったので、Instagramには配信しませんでした。
画像・文章などでA/Bテストして、パフォーマンスが良いものを残していく
とりあえず、『二種類画像』と、『以前書いた広告文と新しく書いた文』で、パフォーマンスが良い方を残していきました。ダメだった方は、半日配信しても1クリックとかだったので下げました(笑)
重要なのは『クリックしてもらえる』こと。クリックされにくいと、ワンクリックあたりいっぱい配信が必要になるので、どんどん単価が上がってしまいます。画像や文章は二種とか複数用意して、パフォーマンスが良いものを残します。
あとがき・まとめ
- Facebook広告は、立ち上げ初期など、検索エンジンで拾い切れないユーザーに届けるケースなどで効果を発揮
- Google広告は、地方ローカルキーワード入れても、クリック単価1000円近くになる場合がある
- Facebook広告はチューニングによっては、クリック単価50円台が出た
- ターゲット絞りや、複数テストしてパフォーマンスチェックするのも良い
Google広告も検討してたんですが、それより低い単価で広告を出すことができました。snsではユーザー属性を絞りやすいので、『自分のサービスを必要とする可能性があるのはどういう人か?』を考えながら、パフォーマンス悪かった時の代替案もだしながらやるとよいと思います。今後もより適切なユーザーに広告配信できるよう、チューニング制度を上げてまいります。
(年末にお取引先と一緒に、サイトを急ピッチでこしらえて、Facebook広告でリスト10件取ったりもしました。結構楽しかったです。)

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