googleアナリティクスで、複数のサイトを解析するときの設定方法(プロパティ使用)
| 更新: 2021/02/16 1842文字
今回は、googleアナリティクスで複数のサイトを見れるように設定してみます。
場合によっては、1つのサイトだけでは不十分で、複数持つことになることもあります。そういったときに複数サイトをgoogleアナリティクスで解析し、効果を測定するためには、どのような設定が必要かを見ていきます。
目次
どういうときに複数のサイトの設定があったほうがよいの?
- 違うジャンルで、複数のサイトを持っている(ブロガー・アフィリエイト)
- メイン・サブサイト・ブログ(ブログ&サブで集客、メインでコンバージョン)
- サイトがひとつでも、まったく経路が違うカテゴリが複数あって、それぞれ大きい
などのときは、複数のサイトが解析できる設定があったほうが良いと考えます。サイト1こだけの場合は、特に設定しなくてokです。
なぜ複数のサイトを、1つのトラッキングコードで解析しちゃダメなの?
それは『1つのトラッキングコードで3サイト使いまわしたりすると、その3サイト分ぜんぶ混ざった状態で解析に表示される』からです。 こうなるとごちゃごちゃして、細かくランディングページとかで切らないとわからない、みたいな状況になります(管理人も3つ同じコードで回して、ごっちゃになったことあります笑)。
なので、最初は面倒でも『サイトごとにアカウントやプロパティで区切って、トラッキングコード出して、それぞれ解析』したほうが、あとあと分かりやすくなります。
googleアナリティクスで、複数のサイトを解析するときの設定
まずは、アナリティクスの管理画面に

ちょっと隠れてしまったっぽいんですが、左下のほうに歯車のアイコンがあって、押すとこのような管理画面に行けます。
今回のケースでは『メインサイト・サブサイト(ぶろぐ)』だったから『プロパティ』を新たに設定

プロパティの横にある小さい矢印を押すと『新しいプロパティ作成』が出ます。 今回のケースでは『メインサイト・その系列サブサイト(ぶろぐ)』だったので、『プロパティ』を選択しました。
なぜかというと、プロパティでコードを発行した場合、UA-●●●●●●●-1(プロパティ1)UA-●●●●●●●-2(プロパティ2)のようになります。 同系列のサイトだったら、アナリティクスアカウント内に複数プロパティ作ってわけると、階層構造的に良さそうです(で、それぞれのサイトの特定のところだけ見たいとき『ビュー』を使う)。
まったく異なるサイトも別に解析したい場合は『アカウント』で新規にコードを発行しましょう。
解析したいサイトの情報を入力する

あとは、これから解析したいサイトの情報を入力していきます。運用するサイトが増えてくるとごちゃごちゃするので、わかりやすい名前をつけて、urlなどを入力してトラッキングコードを発行します。
あとは、トラッキングコードをサイトに貼る

無事にトラッキングコードが出ました。『プロパティ』で分けているので、本サイト・サブサイト別々の解析ができます。コードはhtmlヘッダーに貼るか、idだけ入れるもの(UA-●●●●●●●-1みたいな部分・ワードプレス一部テーマや、アメブロなど)があります。
アメブロにgoogleアナリティクスを入れる場合は(PV多めに出るらしいし笑) http://helps.ameba.jp/qguide/blog/google_analytics.html 2017年07月07日に出た、アメーバの公式ヘルプ『Google Analytics が設置が可能になりました』を見て、設定してみてください。
あとはプロパティを切り替えて

このように『アカウント名のところをクリックすると、プロパティが二つ出る』ようになりました。これで切り替えてそれぞれのサイトをチェックします。(アカウントを別に作った場合は、アカウントが複数でるので、そこで選びます。)
これで、複数サイトを回しつつ、それぞれ効果測定していただければと思います。

【カテゴリ】- 再生回数・アクセスの解析
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