メジャー系進行に♭Ⅶ音(&ミクソリディアン)~明るく野暮でワイルドな雰囲気のコード進行

      2021/06/23   1379文字

今回は、メジャー系キーで明るい感じに作ったけど、ちょっとひねって、雰囲気を変えてみるという話題です。 通常のメジャースケール外の音(♭Ⅶ)を取り入れて、ちょっと野暮いかっこよさを狙います 。さっそく、コード進行や元となる音階などを確認していきましょう。

お題 (Ⅰ→♭Ⅶを繰り返してみる)

201408022

通常メジャースケールにはないコードが含まれ、それゆえ、ちょい野暮な響きがします。また、Cキー内和音でも構成できるG→F進行もルートが違うだけで同じ響きがしますが、この場合「ドミナント→サブドミ」というよりは、「GキーのⅠ→♭Ⅶ」と考えてよいでしょう。

フレーズ・メロディなどの処理はミクソリディアンを活用

・ミクソリディアン
201408023

フレーズ作りに『コードトーンなぞるだけじゃ、ちょっと味気ないな』という場合はコレ。FメジャーをCから弾く・・・じゃなくて、特性音が♭Ⅶ(Cキーで、シ♭)という音階です。Ⅰ→♭Ⅶ的な野暮い進行には、ばっちりハマります。オーディオのフレーズ例は管理人が適当につくりましたが、昔のシューティング・ゲームみたいになってしまいました(涙)

その他・♭Ⅶを取り入れたコード進行バリエーション

バリエーション1 ドミナントコードの変わりにⅠに解決(Ⅰ Ⅳ Ⅶ♭ Ⅰ)

201408024

(Cマイナーからの一時借用にもきこえます)

バリエーション2 カノン的進行に挟み、半音が続く緊張感を(Ⅰ Ⅴ/Ⅶ Ⅶ♭ Ⅵ)

201408025

(ルートは半音で下がります)

このほかにもいろいろコードをつなげてみましょう。

ポイント→Cで♭Ⅶを取り入れるとき、Fメジャーキーに聴こえないよう注意する

ポイントは、♭Ⅶ音をとりいれつつも、トニック=Cを強調することです。構成音が同じ、普通のFメジャーやDマイナー系進行にもなりやすいのでご注意。たとえば、Fをトニックとして強調したパターン『F→B♭→C→F』のように弾いてしまうと、FキーのⅠ・Ⅳ・Ⅴケーデンスに聞こえてきて、♭Ⅶ音的な響きに聞こえなくなってきます。

Fキーで♭Ⅶを取り入れた響きにするには、FをⅠとして強調しつつ、E♭を使います。

あとがき・まとめ

  • メジャーキーに♭Ⅶを取り入れると、少しワイルドな雰囲気になる
  • フレーズ・メロディなどの処理はミクソリディアン
  • Cで♭Ⅶを取り入れるとき、Fメジャーキーに聴こえないよう注意

まとめるとこんなところでしょうか。特に『CでFキーに聴こえないように』というところがポイントかなと思います。

ネットで曲アレンジ/作曲サービス|アトリエSS仙台


【カテゴリ】 - コード,メロディなど音楽理論
【タグ】 -

  関連記事