【動画制作・演出】aviutlで、『月がきれい』っぽい、タイトルロゴの出し方やってみた【パーティクル重いよ】
更新: 2021/10/02 2081文字
今回は、動画をつかった活動(曲PVとか、お店やサービス紹介とか)に役に立つ、タイトル演出方法です。
ちょっと前に話題になったアニメで使われた演出をチェックしましたので、うまくソフト(aviutl)や素材を使って演出方法を覚え、活用してみたいと思います。ほぼ管理人の動画の練習みたいになっていますが、お付き合いいただければ幸いです。ではさっそくみていきましょう。
目次
まずは、お題の作品をチェックします(月がきれい)
月がきれいは、Flying Dog公式youtubeで、第1話が無料配信されています。『サブタイトルが文学作品パロ』や、『ヒットjpop曲をカバーし、ストーリーにあわせて流す』『lineのメッセをうまく使う』などの演出が好評だったようです。
この動画の1:45あたりからオープニングに入ってタイトルロゴが出ます。今回は、この桜の散る中から、徐々にタイトルがでてくるような演出を、動画ソフトのaviutlでやってみたいと思います。
用意した素材・ソフト
【背景:足成】
http://www.ashinari.com
【花など素材:Flode illustration】
http://flode-design.com/
【フォント:ゆずポップ】
http://fontfree.me/1284
【動画制作:aviutl】
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl
動画は導入しやすいようにaviutlとかきましたが、Premiere Proなど他に有料動画編集ソフトがある場合は、そちらを使ってもokです。記事はaviutl用語で書きます。あと、フォントや素材はそれっぽいものを適当にチョイスしました。また、BGMは主題歌ではなく、管理人が以前フリー素材用に作った楽曲を使います。
aviutlを使った 『月がきれい』っぽい、タイトルロゴの出し方
ファイルやメディアオブジェクトの配置
ファイル配置とかの構成はこんな感じ。上の赤いバーがmp3ファイル・BGMです。レイヤー2の四角形は白背景で全体を覆う感じ。jpgは画像背景で、ダストリダクションがっつりかけてイラスト風に。カスタムオブジェクトにはフレアと雪。パーティクルは花びらの画像を指定して、振ってくるようにしました。
背景画像は、フェードや拡大率で動きを
aviutl拡張編集の任意のレイヤーに置いた背景画像です。拡大率を直線移動で微妙に小さくすることにより、手前→奥のような動きが出ます。メディア・オブジェクトパラメーター画面の右上のほうにある+ボタンで、フェードやぼかしも加えました。
カスタムオブジェクト:フレアを文字にかぶせて移動させ、輝くようにタイトルロゴを出す
場所は『メディアオブジェクト追加→カスタムオブジェクト→フレア』。これはちょっとデフォルトで入っているカスタムオブジェクトでは難しくて、検討事項でしたが、フレア移動でロゴを出してみました。ただ、強すぎて上のレイヤーの花びらなどが見えにくくなるみたいなので、派手にやり過ぎないほうがよいかもです。文字は縮小させつつ、フレアは『x軸・透明度・拡大率』を動かしています。
花びらは、パーティクルに画像&雪
雪はタイムライン上右クリック メディアオブジェクト追加→カスタムオブジェクト→雪を色(ピンク)と透明度・個数を変更にて対応。これは奥のほうで散っている感じに。
手前側は、メディアオブジェクト追加→パーティクルで、画像の花びらを指定。3つ作ってそれぞれxやサイズをずらしましたが、ちょっとこれのせいで処理が重くなったようです。
aviutlで『月がきれい』っぽい、タイトル出し方やった動画
完全再現はできませんでしたが、それっぽいタイトルの出し方になったかと思います。パーティクルやカスタムオブジェクトの選択の仕方で『雪・花火・落葉』などと変えつつ、背景やキャラクターもそれにあったものにチョイスすれば、オールシーズン対応可能です。
ぜひみなさんも、動画・MVなどでタイトル出すときに取り入れてみてください。

【カテゴリ】 - 動画/PV等制作
【タグ】 - Aviutl