ピアノアレンジ・X JAPAN『Unfinished』風リリカルで神秘的なフレーズ作り方

      2021/03/05   1538文字

今回は、活動暦の長い大御所ロックバンドの、ピアノを取り入れた曲みたいなアレンジ方法を考えます。

絵はいらすとやさんからお借りしました。X JAPANファンは知ってるからいいとして、それ以外の方にもリリカルピアノを取り入れられるよう解説してみます。早速見てきましょう。

■お題のX JAPAN – Unfinished ってどんな曲?

これはたぶん公式でないけどライブ映像。初期のインディーズアルバムVanishing Vision(ヴァニシング・ヴィジョン)にも収録されてる落ち着いた曲。初期版は1:30くらいで終わります。ピアノを中心とした編成で雰囲気が非常に良いので、2010年代になっても弾いてみたなどがアップされ続けています

レーベル公式配信などは、レコチョクで視聴ができるようです。
http://recochoku.jp/song/S1001398545/
今回はこの曲のイントロっぽい雰囲気を、ピアノで出してみます。

■X JAPAN – Unfinished風リリカルピアノのコツ

原曲は弾いてみたところ、G♭キー(F#)キーで、イントロのコードはC♭(B)→D♭(ドミナント)→E♭マイナーというような進行でした。この下のアレンジ手法をおさえれば、ほかのコード進行やキーでも雰囲気が出せるかも。ポイントを見ていきます。(適当に違うキーでやってみます。)

■ブロック和音弾きに、弱拍でアルペジオを

『全部低音のブロック和音だと重い、でも全部アルペジオだと派手すぎる』というときの微妙なバランスを狙うときの手法です。最初の拍をブロック和音で弾き、2拍目をアルペジオでバラします。単調さを避ける場合は、アルペジオのバラしパターンを少し変えます。

■サブドミやトニック代理になる部分に、メジャーセブンや9thテンションなどオシャレ和音を混ぜる

コード進行はB♭m7(マイナーセブン)→E♭→A♭M7(メジャーセブン)という感じにしました。三和音でもいいんですけど、メジャーセブンや9thテンションを少し混ぜてやると雰囲気が出るようです。ドミナント部分にテンションを入れてしまうとジャズっぽさが出ます。ここは全体の雰囲気をみてお好みで。

■ブロック&アルペジオ間に、親指軸フレーズや駆け上がりで華やかに

全部同じパターンにしないセクションを作るというのもコツです。通常親指軸にした細かいフレーズ(正式な呼び方知りません笑)、後ろのセクション(高い音域での伴奏)につながる部分には駆け上がりにしてみました。Unfinishedイントロでも似たようなフレーズが見られます。

■管理人がやってみた例

コードもキーも違うんですが、上記のテクを利用してピアノの曲にしてみたところ、こんな感じになりました。
雰囲気はそれっぽいかと思います。このまま高音伴奏しながら、歌やリード楽器が出てくるイメージです。

ぜひ皆さんも、ピアノ曲や、バンド・daw曲でピアノが出てくるセクションなどに使ってみてください。

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