dawは買わなくてok?ブラウザ無料音楽制作『soundation studio』が便利・使い方やプランをチェック

      2021/06/22   3464文字

今回は、dawやりたいけど『高いしめんどくさい』と思っている方にはお勧めのツールを紹介いたします。
管理人はちょっとメモリ食い虫のpro toolsとかを導入してしまって頭を抱えているんですけど(笑)、現代のブラウザでの音楽制作ツールの実力はどこまで上がっているのでしょうか?mynaなどもやってみましたが、『soundation studio』も使い方などを検証します。

*注:旧バージョン画像がふくまれます。一部レイアウト・機能が異なる場合がございます。

soundation studioとは?プランはどのようなプランがある?

スウェーデン・ストックホルムのメーカー『soundation』が行っているサービスの一つ。通常はPCやタブレットにアプリケーションをインストールして音楽制作を行いますが、このソフトウェアはブラウザで動作します(画像はvivaldiブラウザで表示した例です)。オーディオを読み込んだりするほか、プラグインのシンセサイザーを音符を打って鳴らすということもできます。

プランには『FREE(無料)』『INTRO(月$1.99)』『PREMIUM(月$6.99~9.99)』の3つのプランがあり、上位プランほど使える機能が増えていきます。

FREE(無料)プランの機能は?

プロジェクト数 10 solo projects
コラボライブ 1 collab live project
ループ&サンプル数 700以上
バーチャルインストルメント あり
オーディオ出力 in low quality (mp3)
オーディオ生録音 不可
オーディオインポート 不可

アカウントを作れば使えるフリー版でも、ある程度の機能は使えます。wav出力がないのは少し厳しいですが、メンバー・アレンジャーに送るデモを作る程度なら、十分といえるでしょう(歌録音はできないけど)。

INTRO(月1.99ドル)プランの機能は?

プロジェクト数 Unlimited(無制限)
コラボライブ 3 collab live project
ループ&サンプル数 700以上
バーチャルインストルメント あり
オーディオ出力 in high quality (wav)
オーディオ生録音
オーディオインポート 100MB

こちらのプランでは有料とはいえ費用は安く『wav出力・100MBのオーディオインポート可能』といった点で、使い勝手がかなり上がっています。セーブできるプロジェクトも無制限となると、どんどん曲を作って、保存してあとからリアレンジ・ブラッシュアップもしやすくなると思います。

このほかにも『オートメーション機能』『プロジェクトのエクスポート』『外部MIDIコントローラー』がアナウンスされていました。

soundation studioの各種画面操作の仕方

主な機能

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https://soundation.com/studio
にアクセスしましょう(アカウント作成が必要)。データを読み込んだ後、上記のような画面が表示されます。
大まかなメニューやアイコンの機能です。なんとmidi&オーディオデータの同時制御ができます。wav素材も結構種類がありますよ。

soundation studio上部メニューでは何ができるの?

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ソングプロジェクトファイル(protoolsユーザーはセッションだと思ってください。)みたいなのを保存するには、アカウントが必要ですが、『midiやオーディオのインポート(読み込み)』や『wav出力』など、dawに必要な機能はあらかた押さえてあって便利です。できた曲を音声ファイルにするには『export wav file』で、wavデータを生成してください。

soundation studioでの楽曲制作の仕方・流れ

オーディオループデータを使って、枠組みを作ろう

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リズムセクションには、オーディオをドラッグ&ドロップして作るのが手軽です。ただし、パターンはちょっと古いEDMが多い印象。
右側のライブラリから、好きなパターンを選択します。『BPMがマスターのテンポと違うけどストレッチしますか?』みたいなことを聞いてくるので、オーディオのBPM調整機能もある様子。

midiトラックにインストルメントをアサインして、好きなフレーズやメロディを入れよう

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パターン貼り付けだと味気ない場合は、midiトラックに音符を打ち込みましょう。ピアノなど生楽器を使う場合は、『GM-2』を選択すると、いろいろな種類の楽器が表示されます。アタックタイムなども調整できるようですね。

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そのほか、シンセサイザーを使うこともできます。『mono simpleとかsuper saw』みたいなところから選んで、カットオフなどを調整してもokです。

ピアノロール入力をするにはどのように?

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ピアノロールは、midiトラック上をダブルクリックすると四角いはこ(たぶんこのソフト上での呼び名はclip)ができるので、そこをクリックして表示させます。あとは音符を入力してひっぱったり縮めたりします。clipも引っ張って長くできるので、16小節とかの長いパターンにもできます。
この操作は『キューベース』や『ガレージバンド』を触ったことがある方なら、簡単だと思います。(管理人は慣れていません涙)

(追記)オーディオデータのエクスポートやプロジェクトのセーブは?


後から追記につき、新バージョンの画面です。ご了承ください。オーディオデータエクスポートは右側のエクスポートアイコンで行います。フリー登録なので192kbpsのMP3形式しか選べませんが、上位プランではwavも選べます。任意のものをクリックし、PC上の好きな場所に保存してください。


セーブボタンについては、右上のほうにあります。つけた名前で保存されますが、あとからリネームもできるので、わかりやすい名前にしておきます。

管理人もsoundation studioで作ってみました

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とりあえず爆音edm飽きたからピアノでてきとうに。リズムトラックはオーディオループで、ベース&ピアノはmidiインストルメントを使用しました。上記のような形式のdawにはまったく慣れていないけど、10分くらいであるていど形にすることはできたので良かったです。

あとがき・まとめ

おそらく、簡単なデモ制作程度なら十分対応できるので、dawってちょっと敷居が高いなーと思っている方も、ぜひ挑戦してみてください。こういう形でデモを作って、アレンジャーに送っても工程などを削減できて・イメージが確実に伝わって良さそうです(発注する場合は、安くしてもらえるかもしれません・会社による)。

インターフェースなどの機材は安くなりましたが(管理人は25万円のpro toolsインターフェースを数千円でオークションゲット)、それなりの強力な音を出すには、プラグイン・PCなどにも投資が必要です。音楽コンテンツ発信活動をやってみたい方は、いきなり10万円以上かけて機材などをそろえず、こういったアプリケーションから使ってみても良いと思います。

ネットで曲アレンジ/作曲サービス|アトリエSS仙台


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