ピアノアレンジ&左手テク ~3パート同時演奏を可能にする『クロスハンド奏法』!

      2021/06/25   1904文字

今回は、管理人が昔ピアノでリストの楽曲を練習してて、覚えたテクニックを紹介致します。ロックダンスにもクロスハンドってありますが、ピアノのクロスハンドにはどんな効果があるんでしょうか?クラシック曲を中心に実例・ピアノアレンジフレーズ例をさっそく見ていきます。

ピアノクロスハンドとは?実際にはどんな風に使われているの?

その名のとおり、右手・左手をクロスして演奏する奏法。事例的には、左手をが右手をまたいで高音域フレーズを弾くことが多いと思います。ポップス・バンドではあまり使う人がいませんが、クラシックピアノレッスンでは出てくることもあるようです(そういう曲があるため)。

楽譜に『そういう風に弾け』と指示がある場合対応できるほか、ちょっと無茶なフレーズに対応できる場合があります。まずは、クラシック曲での利用のされ方を見てみましょう。

リスト『愛の夢(Liebestraum)・第3番』

リストの夜想曲でもっとも有名ともいえる楽曲。覚えれば、ピアノ好き女子を3人は口説けます(管理人実例・笑)。後半のテーマで、左手を高音域に配置する伴奏パターンに。上記の動画の2:50あたりから見てみましょう。

リスト 3つの演奏会用練習曲より『ため息(Un Sospiro)』

エチュードとはいえ、アルプスのお姫さまが弾くハープのような流麗過ぎるアルペジオで、演奏会での見映えもバッチリなピアノ曲。左手アルペジオ→右手続きアルペジオ→クロスした左手でメロディという3パート配置(三段譜)です。

ラヴェル『水の戯れ(Jeux d’eau)』

印象派時代のテクニカルなピアノ曲。管理人は弾けません(笑)
上記の動画1:45あたりで、右手高速トレモロ、左手ベース音&高音でポーンと鳴らすフレーズが聴けます。

管理人がやってみた、ピアノ クロスハンド的なフレーズ

3パートを同時に鳴らすピアノ

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途中ですが、こんな感じになりました。左手パートをクロスで移動して高音域アルペジオにするので、普通に左手伴奏だけするより、圧倒的に華やかです。

音域が広すぎ、かつ速いアルペジオをクロスハンドで対処


別記事『ロックバンドピアノの役割とは』にも載せたパターンです。厳密にいうと3パートではありません。とはいえ、クロスハンドを使うと、この手のアルペジオもサックリできます。右手を弾いた瞬間にタイミングよく交差を入れるのがポイント。

譜面は上行形で記載していますが、下降形も加えると『リストのため息』のような雰囲気になります

できなかったクロスハンドピアノパターン→BPMが速い曲での交差・同音連打(マクロスΔオープニングの練習)


これは演奏出来なかったパターンです(笑)たしかマクロスΔオープニング曲を練習していた時です。ピンクの枠で囲ったところが左手パート。速いアルペジオと同音連打をクロスでやるのは無理でした(テクが足りません)。youtubeで演奏してみたを上げている人は、左はメロに振っていることが多いですね。

ただし、dawならできるので、アレンジのアイデアとして引き出しに入れておくことにします。

あとがき・まとめ

バンドやpops形態ではあまり披露する機会がないかもしれませんが、覚えておくと目立つ&出音・アレンジを強化できるテクニックです。優先度は高くないかもしれませんが、『やる人があまりいない』というのはポイントかと思います。

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