楽器レッスンの教室・スクールの始め方・6パターンと運営ポイント
| 更新: 2021/02/26 2022文字

今回は、実際にやってみると結構大変な、音楽収益化の方法のひとつとして、『ノウハウを教える』というのを取り上げてみたいと思います。 管理人は、音楽教室サイト制作を何件かやったり、数年前までは少し『DAW出張セットアップ&講義』もやってみてたので、こういったネタを思い付いたわけです。どんな形態があるのか、早速見ていきましょう。
目次
前提として、音楽系レッスン・スクールやるとき、ミュージシャン・クリエイターに求められる資質は?
演奏やオペレーションのスキルが高いのはもちろん必要ですが、『それを相手の状況やレベルに応じて、わかりやすく伝えられる』という資質が最も重要です。 こういったものは、『会話のノリを合わせられる』『志向するジャンルが近い』のと同様に、『講師とウマがあう』ことの重要な要素となります。
音楽レッスン・スクールなどの形態はどのように?
管理人はおうち(殺風景すぎて人呼べない)や事務所(場所が分かりにくい)などの理由で出張タイプにしましたが、最初3LDKマンション買って、一部屋をそれ用にすれば、今もやれてたかも知れません。形態は受講者のかたが利用しやすく、講師にも無理なく続けられるのがベターです。
楽器店レッスンルーム・カルチャーセンターなど
場所によっては認定試験などが難しいですけど、楽器を買いにくるお客さんに会えたり、運営会社のネームバリューなどでチャンスも多いといえます。『販売ノルマがあるか・ギャランティ取り分・運営が教室宣伝に積極的か』などもチェックします。認定試験がブランド力になる場合も。
単純にハコ貸しだけのときは、受講者の集客は講師に委ねられます。管理人の知り合いの方は『オフィシャルサイト・sns・イベント告知サイト』などをメインに利用して集客していました。参加しやすい開講日程というのもポイントです。
持ち家・自宅教室

近くに学校がある、住宅街のピアノ先生とかがやってることが多いタイプです。一部屋使ってない部屋がある・防音できる・駐車場が開けられる・近くにコインパーキングがあるなどの点がクリアできればベター。それさえクリアできれば、ピアノやドラムもOK。
ただし、一部屋をレッスンルームに取られるので、部屋が狭くなります。あまり生活感があるとお互い気まずいので注意です。
マンション/集合住宅 自宅教室

上記のものに加え、幾分音量の関係で楽器が絞られます。ピアノはステージピアノタイプや、電子ドラム、アンプで音量調整できるもの・DAWをヘッドフォンで、などとなりそうです。DAW講座は特に相性が良いかと思います。
出張レッスンタイプ

管理人が昔やった、dawセットアップ講座はこのタイプ。家庭教師みたいな感じ。ハコものがなくても始められますが、車・原付など足があるのが条件。『出張エリア』と『出張手数料』をきちんと決めておくことが、じり貧を避けるための常套手段です。おうちに人入れたくない受講者の方には、スタジオ出張というオプションをつけることができます。。
ハコがあるわけではないので、特にオンライン上での情報開示度が求められます。
スカイプ・ビデオ通話を使ったオンラインタイプ

増えているのはこれ。対象者が『PCに詳しい』『キャス・動画などで抵抗感がない』などの場合は、全国受付できるのでおススメ。DAWやエレキギターなどは良いかもしれません。一部のピアノの先生は、LINE通話などを使ったりしているみたいです。
最近では、月謝支払いをオンライン決済にするシステムなどが出ています。
pdf・動画などの教材を作る
『1か月で作曲ができるようになるレッスン』『名曲らくらくピアノレッスン(映像つき)』みたいな形で、デジタルデータ販売する形式。これは他の形態とも並行して進めることができます。販売プラットフォームはインフォトップなどのほか、boothや自社カートシステムなどで。
情報商材系のプラットフォームでは、アフィリエイターに紹介してもらって売ることが多い・やや世間のイメージは悪いかも。インスタグラムでフォロワーが多い場合は、そこそこ売り上げになります。
あとがき・まとめ
簡単にですが、6パターンほど紹介してみました。受講者さんが続けやすいよう、生活スタイルや嗜好性も加味しつつ、自分にできそうなものも検討してみましょう。『どれかに固執』というわけではなく、状況に応じて、いくつかの形態を組み合わせて運営してもベターです。

【カテゴリ】- スクール・コンサル・サロン等サイト制作
【タグ】-