【カッコいいコード】同主調由来やセコンダリで、半音で下がりつつ、明るく開ける感がある進行

      2021/07/11   1502文字

今回は、楽曲の雰囲気を決定する重要な要素である『コード進行』で、なかなかカッコいいものを取り上げます。どんなものかというと、ルートがどんどん下がっていくような進行でありながら飛翔して、先が明るく開けてくる感じに満ちています。理論的なポイントは『同主調由来やセコンダリ』。早速、どのような進行になっているのか、みていきましょう。

半音の進行が続き、ダイアトニックを逸脱しながらも、明るく前を向いていく感にあふれた進行

今回題材のコード進行は、以下の通りです(Cキーで記載)。管理人がピアノで弾いて『この進行いいなー』という感じで記載しました。
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Cキーから一部外れて、半音で降りていきます。『C/G』のようなものも取り入れて、どんどん降りていきますが、楽曲に取り入れやすく、繰り返しパートなどで循環させやすくするため、Gに持っていってCに解決するようになっています。最後の小節は、F→Gが一番ハマりやすいのですが、GにむかうセコンダリのD(ルートF#)が入ったため、Gsus7でタメています。

サクッと作ったオーディオデータを聞いてみましょう。(pf&リズム)

リズムがノリノリなのもありますが、非常にサイバーかつ未来や上みている感じにあふれているかと思います(管理人の超個人的な意見)また、上記のポイント以外にも、サイバー・飛翔・前向き感を高めるポイントがあります。CキーでのB♭やA♭です。これらは、どこからきたのでしょうか。

取り入れやすく、さらにちょっと変わった響きが楽しめる、同主短調派生の和音

この段落では『同主短調から派生してきた』という点について解説します。

同主短調とは、最初の音が同じだけど種類がちがう『Cメジャーキーに対して、Cマイナーキー』というような短調です(ちなみに、Cメジャーに対してAマイナーは平行調ね)。それぞれダイアトニックコードを見てみましょう。
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実は、ここからのコード借用って、意外と持ってきやすいんですね。これらを用いて(or共通ドミナントのG7とかを使って)転調で行き来しやすい感じです。今回は、ここからB♭やA♭をもってきました。A♭⇒B♭ときて『よっしゃ、次はE♭かCmだろ!』というところに、Cメジャーというような進行もアリです。

オーディオデータ例(pfバラードタイプ)

一番上のサンプルは少しリズム委がやかましかったんですが、pfバラードタイプでも、結構イイ感じになります。雰囲気的には、未来予想図Ⅱ(ブレーキランプが3回だか5回っていうわけわからない曲)に近い感じも。あちらも、並行調の和音に解決させてたと思います。

あとがき・まとめ

  • 並行調の和音やセコンダリーを取り入れて、ずっと半音で下がっていくコード進行にできる
  • 並行調の和音は取り入れやすいが、未来予想図Ⅱみたいな雰囲気になりやすい

まとめると、こんなところでしょうか。曲の雰囲気が既存と被るなどの難点はありますが、そんなに難しくないので、慣れればガンガン使っていけるでしょう。楽曲を制作する機会がありましたら、ぜひ使ってみてください。

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