【コード進行】懐かしい切ないクサさを演出する和音は、Ⅲ(CキーのEm)

      2021/06/23   1207文字

今回は音楽理論。ちょっと懐かしい感じとかで聞き手をゆさぶるかもしれない、コード進行について取り上げます。明るいメジャー系音階をつかっても、Ⅲ度のコードをうまく使えば、クサ懐かしい感じを演出できるのではという点に着眼しました。さっそく『ダイアトニック(その調性内)和音とⅢとは・使ってみた例』を確認していきましょう。

メジャースケールⅢ度のコードとは?


まずは定義をおさえます。この図はCメジャー音階で、ダイアトニックとは『そのキー内の』ということ。そこの3番目の音(この場合はどれみのミ)から、ダイアトニック(その調性内)で3度で積んだものを、この記事では利用します。
Cキーの場合はEm(ダイアトニック・セブンスコードまでつんだ場合はEm7)となりますね。

メロとあわせてコード弾いてみる例:メジャー系進行の中にⅢ(CキーのEm)を入れた響きを確認

以下のようなデータをつくりました。Cメジャーコードではじまって、明るくよくある感をかもし出しつつも、このコードにより、懐かし・セツナ系クサのテイストを盛り込みます。なお、メロは適当&即売会リリース用に作っていた曲なんですが、ストーリーが壮大になりすぎ、いまだ着手できていません。


Ⅰ→Ⅵとくると、ツーファイブやドミナントがきやすいのですが、サブドミ系がくるような『Ⅱ→Ⅴ』、そのままドミナント(例えばⅠ→Ⅵ→Ⅴ)などは、素朴な感じになりやすいです(もちろん場合によっちゃアリです)。

Ⅵ(ここではAm)あとに、Ⅲ(ここではEm)利用、さらに2小節引っ張ってそこで4小節まとまりを区切る、事前にメロの跳躍音程で盛り上げる等の要素により、ちょっと懐かしいセツナ系クサ要素が出やすくなります。

こういう和音進行が使われてる有名曲→日本香堂『青雲』CM曲

メジャーキーでⅢ(CキーのEm)を上手く入れてくる曲は、もちろんこの世にあります。有名なのは日本香堂『青雲』CM曲です。この楽曲もⅥ→Ⅲが入っています。めちゃめちゃ定番なので、むしろ『懐かしい理由はこの曲のせい』とさえ思ってしまいます(笑)

あとがき・まとめ

  • ダイアトニックとは、調性内(そのキー内)の和音
  • メジャーキーでⅢ(CキーのEm)をいれて、懐かしい・クサい感じにできる
  • 日本香堂『青雲』CM曲にも、この和音は使われている

まとめるとこんな感じでしょうか。和音進行なんて出尽くしていますが、こういうところでキャッチー・耳に残る効果は与えられるかと思います。

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